ホジュンとの対話|所沢市の往診専門鍼灸院(女性スタッフ常駐) 聖母治療院

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ホジュンとの対話

ホジュンとの対話

他の治療院で鍼治療を受けた知り合いから、

「置き鍼をしたあと、ずっと重だるさが続くんですが・・・」

と相談を受けました。

 

その治療院では 、鍼を刺した状態のまま、

鍼に電気を流す方法だけの治療で、

お灸はしないとの話でした。

 

鍼治療を受けたあとの重だるさは

鍼の副作用といわれることが多いですが、

実際は患者様のお体に対して

鍼の刺激(太さ・手技・時間)が強すぎたために起こります。

 

いわゆる「鍼あたり」です。

 

特に体質的に繊細な患者様の場合、

金属である鍼を「侵害してきた異物」としてとらえ、

アレルギー反応や過緊張による貧血を起こすことがあります。

 

そうならないための予防や、

鍼治療によって違和感が現れたときの対処法として、

お灸は欠かせない治療法です。

 

お灸といってもヤケドするような熱いものではなく、

じんわりと温かみを感じる温灸で十分効果があります。

 

 

 

韓国ドラマには“伝説的な名医”が登場する作品があります。

 

その双璧ともいえる人物は、

「ホジュン」と「チャングム」でしょう。

 

実際に鍼灸の専門学校には、

ホジュンやチャングムに憧れて

鍼灸師を志したという学生が毎年数多く

入学してきます。

 

私自身も「ホジュン~宮廷医官への道」を観て、

鍼灸師としての駆けだしの頃の

挫折と失意と狼狽と赤面の記憶を

オーバーラップさせたものです。

 

 

 

ホジュンは『東医宝鑑』という医学書を著しています。

 

この書物の中には、

「鍼とお灸とを同時に行ってはならない」

という内容が記されています。

 

書物が書かれた時代性や

地理的・風土的な違いがあるとしても、

この記述をはじめて読んだときには驚きました。

 

現代の鍼灸治療では、鍼とお灸をほぼ同時に

行う方法が一般的だからです。

 

が、恐らくホジュンは「鍼返し(はりがえし)の灸」の作用を

「鍼とお灸とを同時に行ってはならない」

という短い文で表現したのではないかと思われるのです。

 

「鍼返しの灸」とは、「鍼あたり」のときに、

お灸の温熱効果によって鍼の効果を消すことをいいます。

 

ホジュンの鍼灸治療は、鍼は鍼、お灸はお灸と

厳格に使い分けていたのではないかと思われます。

 

そしてホジュンはもしかすると、

治療過誤である「鍼あたり」をさせてしまい、

「鍼返しの灸」についても知っていたいたうえで、

新米鍼灸師に対し、自省を込めて警句を記したのではないか・・・

 

 

 

歴史ロマンも手伝って想像は膨らみますが、

許浚(ホジュン)先生との対話から

少しでも叡智を吸収できればと願っています。

 

 

 

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聖母治療院(院長 加藤水男)
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